姿勢が崩れにくいイス

　高齢者になると、体の筋力が弱くなって、イスの長く座っていると、このような滑り落ちやすい姿勢になることはありませんか？　または横に崩れたりしませんか？

両親を介護した経験から、姿勢が崩れて、食事の際にクッションを3方に入れたり、

車イスの父は、一日中座ったままの時間が多かったので、お尻にタコが出来て、クッション選びも3種類試してみました。

　従来のイスの材質や特徴を吟味して、今迄に高額な介護イスにしか使っていない、人間の脂肪に近いと言われる「ダイメトロール」と

　全くイスのクッション材として使用されていない「カルファイバー」を組み合わせて、作ってみました。

積層合板・ウエービングテープの代わりにダイメトロール

チップウレタン・ソフトウレタンの代わりにカルファイバー

特性

通気性・・・通気性が高く、夏場でもムレにくい構造。

　　　　　　冬場は側地を巻くことで保温性が保たれます。

透水性・・・抜群の透水性と速乾性を持ち、簡単に洗うことができ、

　　　　　　また濡れても性能を保持します。

清潔性・・・ほこりが発生しにくく、カビやダニの繁殖を抑えます。

耐久性・・・80,000回の圧縮試験をクリアした高い耐久性を

　　　　　　持ちます。（当社試験）

軽量性・・・90％以上の空隙構造により、軽量で取り扱い

　　　　　　しやすい素材です。

アレルギー対策・・・ラテックスアレルギーの原因となる

　　　　　　天然ゴムを使用していません。

環境対策・・・燃焼時の有毒ガス発生が少なく、リサイクルが可能です。(一部タイプ除く)　

国産PVCレザーで筋目のある張地使用

座面に高弾性の材質を使う事と相まって、張地は摩擦の大きい、筋目のある国産張地を使う事で、より姿勢が崩れにくいイスとなりました。

一般的な介護イスからの変更した、3つの座の材質と体圧分散テスト

令和3年11月鹿児島県南九州市頴娃町　「デイサービスこころ」様に　30脚納品

ご購入頂きましたが、その決め手は？

・びらんを発症してしていた方が、発症しなくなった。

・認知症の方が、イスの奪い合いが起きている。

・お尻にお出来たイボが解消され、排便するのに痛がって、

　苦痛でしたが、それが解消された。

・今までは2万円のクッションを使用していましたが、

　それも全く不要です。

「本当にいいイスですよ！」と言われました。

デモ機として、お使いいただく条件は、「クッションは使用しないで下さい。

もしどうしても合わない高齢者の方のみ、ご使用下さい。」と申しあげました。

オリジナルイスの製作意図とは考えてもみない反応でしたので、

どのような反応があるか、

只今、他の数施設様でモニターして頂いております。